ズバリ"愛"がテーマでしょうね。
友愛、師弟愛、ライバル愛、家族愛、(一応)恋愛といったところでしょうか?
正直一部は、そうも印象に残りませんでした。湊の早気(はやけ)克服の話に終始してしまった感じでしたしね。
この二部は、二階堂永亮先輩の鮮烈な登場で一変しましたね。彼を中心として物語は展開し本編主人公以上の存在でした。お節介焼きでウザったいが友情に厚いGOOD GUY、不破晃士郎も捨てがたく、彼のような友人を誰しも持ちたいと思うのでは...。
辻峰高校の面々も最初は得体の知れない異質で妖しい感じでしたが、それぞれの個性が絡み合って魅力的な集団に仕上げられていて、最後は清々しいエンディングにまとめ上げられてました。個人的に、彼らの恵まれてるといえない練習環境に臆しない活動に共感を覚えるくらいです。
アニメとしてトータルなバランスやリズムに優れていて、綿密に練られたストーリーや、作画はオーソドックスではありますがバラツキのないクォリティー、目立ちはしないですが音楽・音響も全編とてもマッチしていてとても良かった。
「良質な青春群像劇」として、爽やかで好感高く見応え十分でした。
京アニも大変な事があり険しかったでしょうが、乗り越えて"復活"を遂げた感ありです。
早くも「ツルネ3」を見せてもらいたい気持ちが逸ります。期待大です!!
(しまった...。 アニヲタだとバレてしまったかも!?)