今、この映画を鑑賞する人は希少でしょう。
何しろ14年以上前の映画ですから。自身は2~3度、DVDで観てはいました。
又、時間が経ったら鑑賞したいと思っていましたが、今回DVDが見つかったので...。
主演は、ウィレム・デフォー。
スターは、やはりスターなのだなと...。改めてシーンの中での存在感が違います。
彼の"魅力"だけで、上映時間をダレなく成立させてしまっている。
面白くて、あっという間に時が経ったという映画ではありません。
じっくりと静かに時間の流れを共有しているような感覚に捉われる、そんな映画です。
オーストラリアの広大で荒涼とした風景の中、絶滅寸前"幻"とも揶揄される「タスマニア・タイガー」のDNAを採取、後に敢えて絶滅させる目的で現地に潜伏。
自然保護派のよそ者を嫌う住民達とも対峙しつつ、一匹狼的な仕事を成してきたハンターは、忍耐と期限の厳しいプレッシャーの掛かる捜索を続けるが、間借りする家族との交流で堅固なハートも徐々に和みを帯びてゆく。
どこまでも利潤に固執する強欲な企業犯罪に巻き込まれるも、「タスマニア・タイガー」との運命を賭した最期の決着を迎える。
この種の映画では、子役も大事なファクターです。子役が駄目で映画の魅力も損なわれてしまっている作品も数多く存在する中で、劇中バイク役の子役は、台詞こそありませんが、だからこその演技が際立っていて好感が持てます。
エンディングも、深く記憶に残る秀逸な作品です。